テクニカル分析『ボリンジャーバンド』の見方・使い方・チャート表示

テクニカル分析『ボリンジャーバンド』

前回の「パラボリック」実践編が何か煮え切らない結果に終わってしまいましたねぇ…

関連記事をCHECK!!『『パラボリック』の実践編


ま、そんな時もあります。全てがわかりやすく実践できるなんて出来過ぎた話だと思うので。とりあえず、次に進むという意味で今回は「ボリンジャーバンド」について説明してみたいと思います!! 今回もYahoo!チャートで「ボリンジャーバンド」を表示してみましょう!!

テクニカル分析『ボリンジャーバンド』のチャート表示方法

テクニカル分析『ボリンジャーバンド』のチャート表示方法
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①テクニカル分析の詳細設定を出す
「テクニカル」をクリックすると左側に詳細設定が出てきます。

②トレンド系かオシレータ系を選ぶ
「トレンド系」をクリック。

③テクニカル分析を選ぶ
「ボリンジャーバンド」にチェックを入れる。

④ボリンジャーバンド
表示されている7本の線がボリンジャーバンドです。線が多くて慣れないと思いますが、見方は簡単なので覚えておくと心強い味方になってくれるはずです。

テクニカル分析『ボリンジャーバンド』の見方・使い方

テクニカル分析『ボリンジャーバンド』の見方・使い方
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中央の赤い線が「移動平均線」

中央の移動平均線から上に向かって
・青線:+1σ
・赤線:+2σ
・緑線:+3σ

中央の移動平均線から下に向かって
・青線:-1σ
・赤線:-2σ
・緑線:-3σ

ボリンジャーバンドはこの7本の線を使って「逆張り」と「順張り」の2種類の分析ができます。逆張りと順張りの復習はコチラ。


順張りと逆張りで2種類の分析方法があるのですが、考案者のジョン・ボリンジャー氏は順張りとして活用することを推奨しています。ジョン氏いわく、「ボリンジャーバンドに触れたことがシグナルではない」とし、「バンドの外側に終値が位置していることはトレンド発生もしくはトレンド継続とし、反転シグナルではない」と順張りで効果を発揮するものだ明言しています。

参考本「ボリンジャー・バンド入門 ― 相対性原理が解き明かすマーケットの仕組み

従って、ここでは一応逆張りと順張りの見方を解説しますが、ボリンジャーバンドは順張りに適したテクニカル分析だということを頭に入れて解説を読んで頂ければと思います。


ボリンジャーバンドの見方~逆張り編~

逆張りとは、相場が行き過ぎたときの反対を狙う予測方法です。レートが上昇すれば、そろそろ下降すると予測して「LOW」。レートが下降すれば、そろそろ上昇すると予測して「HIGH」。これが逆張りです。

ボリンジャーバンドの見方~逆張り編~
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逆張りは、為替レートが +2σ の線(上から2番目の赤線)か-2σ(下から2番目の赤線)に接触した時がエントリーポイントと予測します。

①⇒+2σ に接触したら「LOW」と予測
②⇒-2σ に接触したら「HIGH」と予測

この2つがボリンジャーバンドの逆張りでの予測方法です。


ボリンジャーバンドの見方~順張り編~

順張りとは、上昇下降している相場を素直にエントリーする予測方法です。上昇していればそのまま「HIGH」と予測。下降していればそのまま「LOW」と予測。これが順張りですね。

順張りは「スクイーズ」「エクスパンション」「バンド・ウォーク」という3つのバンド幅のパターンを覚えることが大事です。流れを覚えてボリンジャーバンドの順張りをマスターしましょう。


【スクイーズ】

ボリンジャーバンドの見方~順張り編~「スクイーズ」
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スクイーズとはレンジ相場が続いた後に、バンドの幅が狭くなる(縮小する)状態のことを言います。ローソク足がバンドの上限ラインや下限ラインを行ったり来たりすることがあるので、この時点では逆張りが有効と思いきや・・・

順張り向きのボリンジャーバンドということもありますが、この狭さの中でローソク足の動きを予測するのはとても難しいと思うので、見送ることをおすすめします。


【エクスパンション】

ボリンジャーバンドの見方~順張り編~「エクスパンション」
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エクスパンションとはスクイーズが起きた後に発生する現象で、バンドの幅が広くなる(拡張する)状態のことを言います。プラスのバンドとマイナスのバンド双方が離れはじめる現象を意味するので、プラスのバンドだけマイナスのバンドだけ広がり始める状態はエクスパンションとは言わないのでご注意を。

エクスパンションは、バンドの幅が広がり始めた時に大きく別けて2つの傾向があります。

・エクスパンション①
エクスパンションが起きて、そのままバンドの幅が平行に移動します。この状態はローソク足もそのまま上昇し続け、順張りのエントリータイミングが長いです。

・エクスパンション②
エクスパンションが起きて、バンドの幅が広がってから縮小します。この状態はバンド幅の縮小に沿ってローソク足も下降する可能性があるので、順張りのエントリータイミングが短いです。

このことから、エントリータイミングが長い方が予測しやすいので、エクスパンション①の形状で順張りをするのが特徴です。


【バンド・ウォーク】

ボリンジャーバンドの見方~順張り編~「バンド・ウォーク」
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バンド・ウォークとはエクスパンションが起きた後に発生する現象で、ローソク足がバンドの縁に沿っていく状態を言います。バンド・ウォークが長く続く状況は、上記のエクスパンションと同様にバンド幅が平行に移動している時です。


ボリンジャーバンドの見方~まとめ~

スクイーズが起きたら、エクスパンションが来るまで待機。

エクスパンションが起きたら、バンド幅が平行移動か縮小するのか判断する。

バンド幅が平行移動であれば、順張りでローソク足のバンド・ウォークしてる側(HIGHかLOWか)にエントリーする。

ちょっと長くなりましたがどうだったでしょうか・・・順張りをしっかりと覚えて「ボリンジャーバンド」を使って次回は実践編です!!!

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